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【現地レポート】「FIBA 3×3 ワールドカップ2019」いよいよ開幕‼

 本日6月18日 (火)(※日本チーム第1試合は日本時間19日未明)、オランダ・アムステルダムにおいて、「FIBA 3×3 ワールドカップ2019」が開幕します。今大会には、日本代表チームが男女ともに参加、東京2020オリンピックへ向けたチーム強化の大きな舞台として、世界の強豪と戦います。

 17日 (月)には、大会会場にて公式練習を実施しチームの状態を確認。本番に向け、最終調整を行いました。

 ロイブル ディレクターコーチは、今大会について、次のように語っています。
「ワールドカップは先のアジアカップと異なり、オリンピックと同じ選手の選考規定があります。つまり、国内トップ10の選手を最低2人選ばなければならず、アジア大会と異なるメンバーで臨んでいます。しかし、これはチームにとって非常に良い経験です。
 アジアカップのときには、日本チームの可能性として2ガード制、つまり機動力を前面に出すスモールラインナップで挑戦しました。しかし、今回は規定に従いながら、機動力と同時にある程度の高さも求めていて、男女ともに非常に厳しい予選グループに入りましたが、それがかえって、世界で戦う際の日本の現在位置を知ると同時に、世界で勝つためのチーム編成についての経験も蓄積することができます。
 アジアと世界ではまったく見える景色が異なり、世界のレベルで勝つことは容易なことではありません。幸い、我々はオリンピックの出場権をすでに手にしていますから、前回のアジアカップに続く今回のワールドカップで得られる貴重な経験を、現状として最終的な目標であるオリンピックへ向けて、日本の大きな力にしていきたいと思っています」

 最終調整を終えた選手たちの表情も明るく、一方で、力強さを感じさせます。男子チームのけん引役・#91落合知也選手は、「オランダに入るまでにチェコで10日間の合宿を張ってきました。チェコで参加した大会で優勝することもでき、とても良い状態で大会を迎えられたと思います。ワールドカップで勝つこと、予選を突破することを目標としてきましたし、世界トップクラスのラトビアにチャレンジできることも大きなチャンス。一戦一戦、しっかりと戦っていきたいです」と意気込みを述べてくれました。

 また、女子のリーダー・#13伊集 南選手は「いい準備ができていると思います。まずは初戦のフランス戦。この試合に勝たなければ次のステップへと進んでいけないという気持ちで準備をしてきました。大会の入り、試合の入りをチームとしても、選手一人ひとりとしても大切にして戦っていきます。ぜひ応援してください」と自信をのぞかせていました。

 大会は18日~23日までの6日間。予選ラウンドでは、男子と女子が日ごとに2試合ずつを戦い、まずは決勝トーナメント進出を目指します。
 ぜひ、3×3日本代表チームへのご声援をよろしくお願いいたします。

 その他の選手のコメントは、以下のとおり。
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<男子>
#70 小松 昌弘選手
「初戦のラトビア戦の出来がすべてだという気持ちで、初日を迎えようと思います。勝つか負けるかの結果としてではなく、ラトビアにどんな気持ちで、どんなプレーで向かっていけるか、ということが、その後の試合にも関わってくると思います。確かに周りも強いですが、絶対に勝てないということはありません。まずは初日に全力を尽くします」

#6 小林 大祐選手
「今回のワールドカップでは、なんとかして結果を残したいと思っています。名実ともに世界トップクラスのラトビアと初戦で戦うなど、確かに厳しいグループではありますが、予選ラウンド突破を目標に頑張ります」

#24 保岡 龍斗選手
「自分はアジア大会にも出場しましたが、そこで敗れた悔しさを今大会にぶつけたいです。今大会は経験豊富な選手もメンバーにいるので、自分たちのフレッシュさと、落合選手、小松選手の経験がうまく融合すれば、良い戦いができると思います。気負いすぎず、全力でぶつかってきます」

<女子>
#16 栗林 未和 選手
「先日のU23の大会で、金メダルを目前にしながら悔しい思いをしました。今度こそ金メダルをとれるように、自分のできることを精一杯頑張ります。世界の大きな選手を相手に当たり負けをしないこと、ディフェンスやリバウンドで力強くプレーすることを目標に、頑張ります」

#18 宮下 希保選手
「私自身として、これまで3×3の大会に何度か出場させていただきましたが、今回は、これまで以上にしっかりと、大会に向けて準備をして試合に臨むことができます。それは、経験の有無にかかわらずチーム全員がそうなので、チームとしてもよくまとまってきていると思います。出場するからには、金メダルを目指して頑張ります」

#3 馬瓜 ステファニー選手
「チェコ遠征などを通じ、自分や自分たちの課題なども見つけて修正しながら、いまここにいます。今回はこれまで以上に長い準備期間があって、チームとしての士気も上がってきていると思います。このメンバーで優勝したい、という気持ちがどんどん強くなっています。相手は強豪ばかりですが、全力を尽くします」

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