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【現地レポート】第1日 / 男子予選ラウンド ―初戦ラトビアに敗れるも、1勝1敗で決勝T進出への希望つなぐー

【男子予選ラウンド 第1戦】
日本 ● 11-14 ○ ラトビア

 いよいよ、3×3日本代表チームの世界への挑戦が始まりました。
 日本時間6月19日 (水) 未明、3×3男子日本代表チームは今季世界ランク1位 (FIBAランキング6位) のラトビアとの対戦で、ワールドカップの幕を開けました。
 今大会の優勝候補でもあるラトビアを相手に、序盤は会心の戦いを見せた日本。ロイブルディレクターコーチをして「最高の立ち上がりだった」と言わしめたほどでした。高い能力を誇るラトビアを相手に、激しく、アグレッシブなディフェンスで相手の得点を抑えると、オフェンスでは、#91落合選手のオープニングポイントから、追いつかれてはリードを奪う一進一退の攻防を展開しました。

 試合は残り2分で10-10の同点、「あわや」の期待も高まっていきます。しかし、そこまでに体力を削られていった日本は、この残り2分間ピタリと動きが止まり、またそれゆえ、シュートもリングに嫌われてしまいます。1点ずつ着実に加点するラトビアに対し、結局2分間で1点止まりだった日本はついに力尽き、11-13で黒星発進となりました。
 ロイブルコーチは試合を振り返り、「敗れはしたけれども、世界のトップを相手によく戦ったと思う。戦術的にもピタリと当たった試合だった。最後2分間が惜しかったけれど、その部分を除けば、パーフェクトに近いデキ」と語りながらも、「でも (勝てる試合だったたけに) 本当に惜しかった」と悔しさがにじみ出ていました。

【男子予選ラウンド 第2戦】
日本 ○ 13-10 ● ブラジル

 続く第2戦はブラジルとの対戦。FIBAランキングこそ14位ですが、その能力は折り紙付きです。
 この試合はラトビア戦から一変、終始ブラジルを追いかける展開となりました。序盤に落ち着く間もなく立て続けに決められ、0-4からの苦しいスタート。しかし、この日の日本は精神的な強さが光りました。アグレッシブなディフェンスを続けた初戦も同様でしたが、苦しい場面でも常に相手に向かっていこうとする気迫が随所に出て、一時は1-6まで引き離されながら、じわじわとブラジルを追い詰めていきます。

 9-10にまで迫った残り1分、チームをアクシデントが襲います。リバウンド争いで落合選手が左足首をねんざし、ベンチに戻ることになったのです。
 交代要員のいない大ピンチ。しかし、ここで#70小松、#6小林、#23保岡の3選手が踏ん張ります。「落合選手にはいつも助けてもらっているし、今は自分たちが頑張る番だと思った。自分たちで勝つんだと心の底から思った」(保岡選手) というように、それぞれが局面でリバウンド、ルーズボールに飛び込み、またディフェンスでも体を張ってブラジルに得点を許しません。
終わってみれば13-10。ブラジルを逆転しただけでなく、さらに点差を引き離して今大会初白星を飾ることとなりました。

 初日を1勝1敗で終えた3×3男子日本代表は、1日空けて6月20日 (日本時間21日未明)、決勝トーナメント進出をかけて、オーストラリア、ポーランドと対戦します。

 
***
試合後の選手コメントは以下のとおり。

■3×3 男子日本代表チーム #6 小林 大祐 選手

「初戦のラトビアはいま、今季の世界ランキング1位のチームで、自分たちのできることをしっかりとやれたとは思いますが、一歩及びませんでした。自分も、シュートが入らず、迷惑をかけてしまったかなと思います。ただ、2戦目のブラジル戦では、絶対に勝たなければならない状況で、しかも、途中で落合選手がケガをして試合を離れるという厳しい状況で、勝ち切れたのはよかったです。スコアを見ていただけばわかるとおり、ラトビアにしてもブラジルにしても、ディフェンスはしっかりとできていると思います。そこは自分たちの強みであるので、明後日もディフェンスからしっかりとプレーしたいと思います。アジアカップで悔しい思いをしたオーストラリアとの再戦もあるので、頑張ります」

■3×3 男子日本代表チーム #23 保岡 龍斗 選手

「強豪・ラトビアを相手に、ゲームには負けてしまいましたが、しっかりと自分たちのディフェンスをして、アグレッシブにプレーできたと思います。チーム全体として我慢し、またアグレッシブに戦えたことは、良かったと思います。一方のブラジル戦では、落合選手のケガがありましたが、自分たちとしては、落合選手に頼るのではなく、自分たちでこのピンチを乗り切るという強い気持ちが出せたのが、勝利につながったのだと思います。明後日の試合に落合選手が出られるかどうかはわかりませんが、たとえ3人で戦うことになってしまっても、自分たちの持ち味であるディフェンスやトランジションを生かしながら戦って、結果につなげていきたいと思います」

■3×3 男子日本代表チーム #70 小松 昌弘 選手

「2試合ともに苦しい戦いでしたが、最低限である1勝ができて、まずはよかったです。チームの状況は、最後に落合選手がケガをしてしまいましたが、全体としてはとても良い状態にあると思います。そんななかで、ラトビアともしっかりと戦えたし、ブラジルには勝てたということで、自分たちの戦い方の自信にもなりました。ただ、やはり勝敗にかかわらず、体を張ったプレーやリバウンドなど、相手の大きさや力強さにやられてしまう部分は課題としてあったと思います。そういった点も、いま一度、見直して修正しながら、明後日の試合に備えたいと思います」

■3×3 男子日本代表チーム #91 落合 知也 選手

「2戦目のブラジル戦で左足首を痛めてしまいましたが、幸い明日は試合がないので、ゆっくり休んで、明後日に向けてしっかりと回復に努めたいと思います。試合に出られるかどうかは、いまのところわかりませんが、いずれにしても、チームの一員として、自分のできることを精一杯やるだけです。たとえプレーできずにベンチにいたとしても、コーチがベンチにいない競技なので、自分の経験を生かして、声を出したりアドバイスをしたりとリーダーシップを発揮し、形はどうあれ、みんなとともに戦いたいと思います」

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